2008年06月11日

エイズ専門家会議―東京都

(CBニュース 2008/06/10 20:55 )
東京都は6月10日、感染の拡大防止と患者などの支援を目的としたエイズ対策推進計画(仮称)を策定するため、エイズ専門家会議の初会合を開いた。

冒頭、あいさつした梶山純一・福祉保健局技監は、「東京都はさまざまな施策を講じてきたが、残念ながらHIVの感染者は増加を続けている。また、治療法の進歩で今後は長期にわたった保健、医療、福祉のサービスを必要とする人が増えてくる。これまで以上に地域、職域、教育、NPOなど関係団体と連携を図っていく必要がある」と述べた。

 意見交換で、市川誠一・名古屋市立大大学院教授は「若年層だけでなく、男性同性愛者、外国籍の人を包括した対策を立てて10年間しっかりと実績を上げられれば、その後、報告数値は下がってくるという見込みを立てることが必要」と指摘。

 また、池上千寿子・特定非営利活動法人ぷれいす東京代表は「HIV感染者が治療しながら生活して働いている現状を受け止める準備ができていない。HIV感染発覚で生じる問題を見た職場の人は、HIV検査に行きにくくなる。早期発見には、『発見していいんだ』という実感が広がっていないと難しいのでは」と述べた。



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